お疲れ様です。
新年早々、動画をたまに見る程であるものの、良い意味で知っていたYouTuberさんの訃報に悲しみというより驚きしかできない、君色です。
サイパンへは動画撮影のためではなく、休暇旅行のために行っていたそうです。
(仮に動画撮影時だったとしても人柄的に残されたメンバーさん達は絶対に載せない。)
追記:真相は本当に休暇のための旅行で起きた事故でした。
今回はエイジさんの命を奪った波の恐ろしさを調べてみました。
1.エイジさんに起きた事故の状況
2019年1月4日時点ではまだ発表されていないため、分かり次第、追記します。
かつて事故の真相が分かっていないのに禁止エリアを泳いだバカというコメントにムカついて推理してみましたが・・・・
2018/1/30にアバンティーズの動画にて真相判明・・・
事故当日、休暇のためバードアイランドの現地に詳しいガイドさんの同伴のもと、リクヲを除いたアバンティーズ3人と知人1人でトレッキング(シンプルにいうと山歩きの一種)を実施。
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遊泳禁止エリアではないビーチで遊泳できる場所を散策。この時エイジさん本人から「勝手に遊泳しない」ことを言っていた。
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エイジさんは最初、ひざ下のところで一度止まったが、次は腰の辺りの深さまで進んでいるところをメンバーが確認。(遊泳禁止ではないエリア)
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メンバーが目を一瞬目を離した際に「助けて」という声で振りむいた時には既に沖まで流されていくエイジさんを目撃
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一番近い岸まで助けた時には既に意識がなく・・・
さらなる詳細は動画で見た方がいいですが、あまりにも悲痛な声で心がものすごく苦しくなりました。
「勝手に遊泳しない」=禁止エリアでなくても安心してはいけないことは分かっていた証拠だと考えます。
2.2mでも波は危険!!
東京大学 海洋アライアンスによると
気象庁が「波は最大14メートル」と発表したら、それは「2〜3時間そこで待っていれば20メートルを超える波がくる可能性がある」という意味だ。
海水浴。そのとき、天気予報で「波の高さは2メートル」といっていたら、4メートルくらいの波は覚悟したほうがよい。相当に高い。危ない。
なぜ、そういうことになるのか。それは、気象庁がいう「波の高さ」は、もっとも高い波ではなく、「有義波(ゆうぎは)」の高さを指しているからだ。
有義波とは、波の高さを計測して、そのうち小さい波と中くらいの波を無視し、波高の高いほうだけ3分の1をとって平均したもの。
つまり天気予報で公開される波の高さは実際に起きるであろう波の高さではなく、平均の高さであるため、予想の高さより2倍3倍の波が襲ってきてもおかしくない。
さらに波の高さが大丈夫でも、強風や台風によっても波が変化します!!
仮にサイパンで波の高さが1mだろが2mという予報があったとしても、自然の力によって波が大きくなっていた可能性が高いです。
3.膝の高さでも波は恐ろしい
さらに筆者自身、海水浴中に波によって溺れかけた経験があり、海深1.5m程はあったと思いますが襲われた時の波の感触は波のあるプールで起こす波と違い、ぶつかった瞬間に身体が布団で押し込まれるように海底へ沈みます。(この時は母がすぐ蕎傍にいて、引き揚げてくれたので大事に至りませんでしたが)
また海岸の砂浜で当時130cm程の身長だった私の膝の高さ(50cm程)まで波が来た時は、余りにもの襲ってきた水の重さに耐えれず、足元をすくわれそうになりました。
近年の災害の影響でTVの報道で波の恐ろしさを実証する番組が度々登場し、YouTubeでも映像を公開しているところも多いです。
波に襲われる原因はイタズラや立ち入り禁止エリアに入ったアホもありますが、何にもルールを破っておらず、通常の人のようにただ観光で海を眺めていただけなのに、災難に遭った人たちも多くいるため、波による事故は決して他人事ではないです。
今回のアバンティーズのエイジさんの訃報から改めて波の恐ろしさを知りました。
私達ができる事故への予防は
・海岸へ行く予定があるときは気象庁のサイトで波の高さや風速の予報だけでなく、注意報も確認する。
・柵がある海岸の場合は柵より外へ絶対に出ず、風が強い日は柵にも余り近づかない。
(波にさらわれそうになっても柵があればと思っても、実際は掴むのは困難です。)
・遊泳禁止ではないエリアでも想定外の波があることを忘れてはいけない!!
残されたアバンティーズの方々がゆっくりと前向けれるように、何より亡くなったエイジさんのご冥福をお祈り申し上げます。
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