お酒を全く飲んでいないのになぜか酔っ払ってしまう現象の原因は?治療方法は?日本でも検査できるの??謎の病気が何だコレ!?×林修ドリルで紹介!

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お疲れ様です。

炭酸ジュースを飲むとアルコール入っていないのに酔うのよ~という人や漫画の設定でありますが、もしかしたらその人たちはお酒を全く飲んでいないのにアルコールが検出されるほど酔っぱらうという病気にかかっているのかもしれません。

 

炭酸ジュースはないけどご飯や麺、甘いものを沢山食べると身体がふわふわするけど、これって血糖値が上がっているからだよね~・・・これももしかしたら今回の病気の可能性が?!

 

今回はお酒を全く飲んでいないのになぜか酔っ払ってしまう謎の現象について調査しまとめました。

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お酒を全く飲んでいないのになぜか酔っ払ってしまう現象の原因は?

極端な食事制限や抗菌薬の使用で腸内細菌のバランスがくずれることにより、腸管内に出芽酵母(イースト菌)が感染・増加し腸管内で酵母が食事で入ってきた炭水化物(糖)を分解し、アルコールに変換することで、全くお酒を飲んでいないのに酔っぱらっている状態になります。

 

この病気は体内で自動的にお酒を醸造できる「腸発酵症候群」、「ビール自動醸造症候群」「自動醸造症候群(Auto-Brewery Syndrome)」と呼ばれています。

 

以前、世界仰天ニュースとかで見たことがあったのですが、パンやケーキとか食べるだけで自分の体内でお酒が作られて酔っぱらう病気を、アルコール中毒者とか大酒飲みの人がなっていたら便利そうだけど、何故関係ない人がかかるのか不思議に思いました。

 

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治療する方法はある?完治するのか?

抗真菌薬やプロバイオティクスを処方することで、彼の体内の善玉菌を増やして元通りにしようと酵母の活動を抑えたところ、呼気からアルコールは検出されなくなりました。

さらにイーストのエサである炭水化物が少ない食品を摂るようにする糖質制限治療で、イーストを食い止めることで腸管内のアルコール生成は抑えられ元気になりました。

現在も再発防止のために現在でも炭水化物を抑えた食事制限を奥様の支援もあって続いているとのことです。

 

体内のアルコール生成を抑えるのはイースト菌の駆除だけでなく、エサである炭水化物も抑えないといけないとは、この病気は甘いものやパンに麺が大好きな人にはかなり辛い治療方法だなと思いましたが、自身の身体がまさに酒樽状態ですから仕方ないことですね。

 

 

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日本でも検査できるの?

1972年に日本で発見されたと報告されており、特にアジア系の人はアルコールを分解する酵素が欧米人より少ない体質の人が多いため、この病気になった場合は酔っ払い度合いが重度になりやすいとのこと。

 

腸管内にイースト菌がどのくらい繁殖しているのか検査する方法は日本でもできるみたいですが、今回の病気を同定できる機関や医師が少なく、さらにこの病気を発症する症例が非常に少ないため、治験や実験も行いたくても行えないため、完治する治療方法も確定できないのが現状です。

 

私としては病院での検査するより、市販されているアルコールテスターを使った方が手軽だし、万が一炭水化物を食べて数時間後に測ってアルコールが検出されたら、病院へ行くか糖質制限食事法を始めるしかないなと思います。

 


いかがだったでしょうか?

今回のまとめとして

お酒を全く飲んでいないのになぜか酔っ払ってしまう現象の原因は、極端な食事制限や抗菌薬の使用で腸内細菌のバランスがくずれることにより体内でアルコールを作ってしまう「腸発酵症候群」、「ビール自動醸造症候群」「自動醸造症候群(Auto-Brewery Syndrome)」だった。

 

治療方法は抗菌薬の投与と糖質制限方法だが、完治できるかは未だに不明。

 

日本でも検査できるが、同定できる医師と病院が少ない。

 

今回の病気は日本でも発見されており決して自分には関係ないとは言えないものです。

私は幸いアルコールに対する酵素が元々多いため、仮にこの病気にかかったとしても深く酔うことはないですが、それでもアルコールが少しでも検出されれば、車を運転していた時は飲酒運転になってしまうので、他人事ではないです。

 

この記事で少しでもこの病気のことを知ってもらえたなら幸いです。

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