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薄皮のようで厚みのある皮に黄身あんこ(白あんこが強いので卵とは分かりにくい)が入った名古屋のお土産菓子『なごやん』
私が初めてなごやんを食べたのは、かつてCBCテレビで放送されていた視聴者参加型クイズ番組「天才クイズ」に出場した時の参加賞として貰った時です。(ローカル番組なので知ってる人は少ないかも)
親に買ってもらったのではなく、クイズ番組に出て自分で手に入れた初めての「お菓子」とあって、とても思い出深いお菓子です。
東海地方だとスーパーのパンコーナー辺りにパック、バラ、箱とタイプ別に売られているので、お土産菓子というよりおやつ感覚で食べるお菓子な感じです。
紅茶や緑茶にも合いますが、牛乳と一緒に食べるとまた味わいが違って美味しいです。
さて、今回はそんななごやんに新名物として【生なごやん】をスーパーで新発売されていました。
地元民としてより思い出深いお菓子だからこそ、新しく登場した新感覚のなごやんである、生なごやんがとても気になったので実際に食べた感想などをまとめてみました。
生なごやんとなごやんは何が違うの?
通常のなごやんの特長を一言で言うなら『黄身あんこが入ったカステラまんじゅう』です。
食べた感じとしては皮の生地はふわふわとしたカステラというより、焼き目の部分をイメージが強いで、しっとりしているけど良い意味でパサついている黄身あんの入った焼きまんじゅうです。
一方、新しく誕生した生なごやんの特長は、なごやんの黄味あんをなめらかなクリームと混ぜ合わせただけでなく、カステラ生地に国産小麦を使用し、焼きではなく蒸しあげています。
スーパーで見かけた時、敷島製パン(Pasco·パスコ)の創業100周年記念商品と明記されていて、昔からあるパンメーカーだと認識していましたが、100年も続いていることを初めて夫婦で驚きました。
実際に食べてみた感想は?
なごやんは食べるときは飲み物がないと口の中の水分を容赦なしに奪うのですが、「飲み物なしでイケる!」と夫が絶賛するほど、生なごやんはしっとりしていました。
蒸しパンのような食感であるものの、なごやんの特長であるカステラ生地の個性がありました。柔らかい食感なので子供や高齢の方、噛むのが面倒な方にも良さそうです。
さらに中身のクリームが甘さすぎないだけでなく、なごやんの特長である黄身あんの味がとても生かしていたので、昔からなごやんが好きだった私にとって、新しいのに懐かしい味も感じるお菓子という印象を持ちました。
通常のなごやんは緑茶や牛乳と一緒に食べるのが好きですが、生なごやんは紅茶やコーヒーと一緒に合わせたらより美味しいと感じます。
子供に与えても大丈夫?
小麦や卵、牛乳などのアレルギーの方は食べるのは控えた方がいいのはもちろんですが、もっと気をつけないといけないのは、なごやんと生なごやんには「はちみつ」が使われています。
1歳未満の子供にはちみつを与えると「乳児ボツリヌス症」にかかる危険性があります。
この病ははちみつ自体が原因ではなく、はちみつに混入していた「ボツリヌス菌」が原因ですが、赤ちゃんの腸内細菌より強いので倒すことができません。
ボツリヌス菌を死滅させるのに120℃4分間あるいは100℃で6時間以上加熱する必要があるため、焼きの工程があるなごやん・蒸しの工程がある生なごやんともに、製造中に殺菌することができません。
生なごやんを食べているとき、とても目を輝かしてヨダレをたらしながら欲しがっていた我が子を見て、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、はちみつで命を落としかねない怖いことです。
1歳超えたらなごやんを好きなだけ食べさせてあげたいです。
取り扱い店舗や通販はどこ?
楽天市場↓
取り扱い店舗は東海地方ではバローとプラント-6、ユニーと提携しているドン・キホーテで販売を確認できていますが、他のスーパーでも販売している可能性はあります。
今回のまとめ
いかがだったでしょうか?
今回の生なごやんのまとめとして
生なごやんは敷島製パン(Pasco·パスコ)の創業100周年記念商品で、なごやんの黄身あんにクリームを混ぜあわせ、国産小麦で作ったカステラ生地で包んで蒸した新商品であり新名物。
実際に食べてみると飲み物なしで食べれるほど、しっとりとした生地に甘すぎない黄身あんクリームである。
「生」食感であるが従来のなごやんの味の良さを壊すことなく生かしているため、初めての人だけでなく一度なごやんを食べてみたことがある人も食べてみてほしい。
原材料に「はちみつ」が含まれているので、1歳未満のお子さんには絶対に与えないこと。
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