お疲れ様です。
今回は2019年8月28日放送のヒルナンデス「東京ど真ん中!裏道さんぽ 四谷~新宿 後編」で、北欧の絵織物をまなべるお店として紹介され、ノルウェーの国王にも認められた「北欧絵織物研究所」と材料店である「フースフリーデン」について調査しまとめました。
北欧絵織物とは?
今回ヒルナンデスで紹介されたのは「BILLEDVEV(ビレッドヴェヴ)」。ビレッドはノルウェー語で「絵」、ヴェヴは「織物」のことを指します。
ノルウェーを代表する伝統工芸のひとつで色数が豊富な糸を“絵の具”にして食事用フォークで織りながら描いていくという、厳しい寒さに耐えるフォークアート(農民文化)から生まれた伝統織物です。
9~11世紀のヴァイキング時代に海や戦場へと出かけていった夫や恋人の帰りを待つ女性たちによって織られ、受け継がれてきたといわれています。
描かれるのは森や、フィヨルド等の自然や神話を題材にした、素朴な親しみのある題材で、北欧独特の美しい色合いが特徴です。
ビレットヴェヴの特徴は?
①明るく強い原色が使われていること。
②ヨコ糸を一段一段しっかりと打ちこむ筬(おさ)には食事用のフォークが使われること。
③使用する糸は、基本的にはノルウェー独特の羊毛やスペルサーウールに限ること。
この羊毛は毛足が長く(約30cm)、その毛先部は麻糸のように堅いので織り目がつまり、何十年どころか何百年経っても型が崩れません。
このため、かつては遺産相続の際、金銀に次いで価値があったものだといわれています。
北欧絵織物研究所&フースフリーデンは他と何が違うのか?
王立ノルウェー手工芸美術学校(現・国立美術教育大学)でBilledvev(絵織物)科、デザイン科を学び卒業した矢吹恵子さんは、熟練者でも1日数センチしか織り進めないというビレッドヴェヴの技を忠実に受け継ぎ、日本でただ1人その指導と普及にあたっています。
2007年にノルウェー王国功労勲章(Royal Norwegian Order of Merit)賜り(授与)、2008年にはノルウェー王宮にてハーラル国王陛下に謁見が認めれる程の方です。
また材料店である「フースフリーデン」は矢吹恵子さんが厳選した北欧産の織糸と編糸を直輸入で仕入れているため、他の店舗より価格が安いだけでなく、高品質の北欧輸入糸を買うことができる専門店です。
店舗の場所や営業時間は?
「北欧絵織物研究所」と材料店である「フースフリーデン」は同じ店舗にあります。
東京都新宿区新宿1-14-1
新宿御苑前駅から徒歩1分
営業時間
10:00~19:00
定休日
土日祝
駐車場
無し(かなり遠くのコインパーキングしかないです。)
お取り寄せが可能!!
フースフリーデン公式通販サイトから購入ができます。
編糸・織糸だけでなく織り方の方法が複数の糸とセットになったパターンセットや織機、さらに北欧の銀製品(ペンダント・ブローチ)や既に織られている雑貨商品(既製品)なども購入することが可能です。
(フォークは自前の食事用フォークでOKです。)
お支払方法は銀行振り込みか郵便振替のみ。発送方法は宅急便又は商品によっては郵便になります。
教室は新宿以外でも開催されている?
北欧絵織物教室は新宿にある「北欧絵織物研究所」だけでなく、全国のカルチャースクール教室でも実施されています。
詳細は下記のURLにある連絡先に確認ができます。
取り扱い講座があるカルチャースクール一覧:http://www.yabuki-keiko.jp/school_shop/index.html
ヴォーグ学園:https://www.voguegakuen.com/course.php?prc=detail&f_school_id=&sid=9448&f_list_icon=1
2019/8/28時点の放送前では、2019年の受付枠はまだありました。
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