お疲れ様です。
地元のニュースで明治村が鬼滅の刃の聖地探し巡りとして話題になっていると、映像を見て夫婦ともにビックリしました。
お客さんが余り来ないと自虐CM作ったリトルワールドは、異文化の勉学ということで中部地方の小学校の遠足で利用されたり、現在のようにテーマパークやショッピングモールがあちこちなかったので何回か行ったことがある人は多数いますが、明治村は家族や友達・恋人と行くことがない限り、下手したら地元民でも一度も行ったことがない人もいると思います。
私は中学生か高校生の時の1回のみで、夫は幼いころに電車目的で1回のみと本当に少ないです。
ですが、明治村の園内は現実の目苦しい忙しさの時間を忘れるほど、その当時の時代の名残がゆったりとした時間の流れと雰囲気を醸し出してくれます。
さて、今回はコスプレする人しない人関係なしに、鬼滅の刃が大好きで明治村へ行ってみたい人向けに記事をまとめてみました。
明治村で鬼滅の刃ぽい場所(スポット)はどこ?
ツイッターでも有名なスポット
日本赤十字社中央病院病棟
園内場所:4丁目35番地
鬼滅の刃の病室のシーンを見たときにものすごい既視感を覚え、その時はリアルタイム・ビデオ・漫画を観賞・読んでいた「るろうに剣心」からかな?と思っていました。
しかし地元の特集ニュースの映像を見て、実際に明治村行ったからだと、おぼろげに残っている記憶から思い出しました。
アニメ制作陣の方々が明治村へ取材に来たのかな?と思う程、本当にアニメの病室の描写が日本赤十字社中央病院病棟の病室内にものすごくそっくりなんですよ。
建物と同様に家具・小物も貴重な文化財なので、アニメのようにベッドに横たわることはできませんが、そこは空想と妄想で楽しみましょう!
蒸気機関車(SL)
鉄道オタクの夫がアニメシーンで「明治村にSLの他に京都市電あったよな~」と反応していました。
(オタクは電車の描写があると反応するんですよ。)
聖地巡礼みたいな感じで明治村へ行くもの好きとかいるかも?と話していたのですが、まさか2019年の夏(当時、明治村でコスプレイベントが行われていた。)から賑わっていたんですね。
料金は片道で大人(中学生以上)が500円、小学生が300円です。
のりもの一日券を購入すれば蒸気機関車だけでなく、市電もバスも乗り放題なので、歩くのが疲れた時や乗り物に乗ってのんびりしたい時にもおススメです。
料金は大人(中学生以上)1,200円、小学生800円です。
森鴎外・夏目漱石住宅
園内場所:1丁目9番地
東京都文京区千駄木町に建てられていた住宅で、ここに住んでいた時期に森鴎外は雑誌「しがらみ草紙」、「文づかひ」を、夏目漱石は「吾輩は猫である」の他、「坊ちゃん」「草枕」等の名作を生み出しました。
通常シーズンも風情がありますが、秋には紅葉が美しく映えます。
炭治郎と蝶屋敷にいた可愛いの少女3人組がひょうたんを並べて話している様子が、縁側から彷彿しちゃいます。
幸田露伴住宅「蝸牛庵」
園内場所:3丁目26番地
東京都墨田区東向島に建てられていた住宅で、幸田露伴やどかりのように幾度となく住まいを変え、自分の家を「かたつむりの家(蝸牛庵)」と呼んでおり、この住宅もそのひとつです。
住まいを変えるあたり、掃除が苦手で引っ越しを繰り返した葛飾北斎のようだなと思いました。
先ほど紹介したスポットより縁側は小さめですが、こちらもその当時の雰囲気が残っています。
紹介したスポット以外にも魅力的な建物が多いので、
「ここあのシーンの場所に似ていない?!」
「もしかしたら○○(キャラクター)もここを訪れたのでは?!」
そんな妄想が結構膨らんじゃいますよ。
コスプレしてもいい条件は?
事前の許可はいるの?
明治村で下記の条件を守ってくれればコスプレでの入場がOKになっていますが、衣装や小道具などの事前判断はやっておらず、当日に入村窓口及び村内にて当館スタッフがチェック行います。
個人的な撮影(撮影・掲載物が私用目的)の場合は許可なしは入りませんが、広告・営業・販売目的(同人誌での販売も含む)の撮影の場合は事前に明治村担当者と協議の上、撮影予定日の2週間前までに撮影申込書・掲載申込書の提出が必要です。
撮影申込書・掲載申込書は明治村公式HPにあります。
趣味で楽しむ分にはかまわないですが、広告や販売などで金銭が絡むとなると、明治村は貴重な歴史的建造物や資料を保存・展示する博物館いわば、「重要文化財の塊」ですから、許可がいるのは当然ですね。
注意すべき・禁止事項は?
明治村HPではいくつか同じ内容のものが重複していたので、下記のとおりにまとめました。
注意事項
・撮影用のカツラ等の使用は撮影時のみ着用。
・人物(お客様、スタッフを含む)を撮影する際は、必ずご本人の許可を取ること。
・当館主催のイベント、結婚式等を撮影する場合は、スタッフの指示に従うこと。
禁止事項
・武器及びそれに似た形態・形状の物や、他のお客様が危険と感じる恐れのあるものを所持・携帯されてのご入村
・お手洗いでの着替え及びメイク
・建物内での長時間の撮影
・建物内及び入口付近や狭い通路などを占領しての撮影
他のお客様のご見学の妨げや、ご迷惑となる行為
・立入り禁止の場所での撮影
・開いた状態で直径(タテヨコ)1m以上のレフ板、高さ70cm以上の脚立の持込
・コンセント電源の使用
・建物内及び入口付近や狭い通路などでの三脚及び一脚・レフ板・脚立の使用
・自立式ストロボの持込
・展示物や資料の移動
色をつけた文章は明治村のスタッフさん・他のお客さんの迷惑にならないようにするためだけではありません。
海外でも貴重な歴史的建造物や資料、絵画を長く保存し展示し続けるために、三脚だけでなくフラッシュ撮影を禁止しているところが多いです。
実際にあのカメラのフラッシュで貴重な壁画や絵画が色あせる・劣化が起きてしまった事例が起きているからです。
明治村は明治時代をテーマにした遊園地・テーマパークではなく博物館なので、そこは忘れずにコスプレを楽しんでくださいね。
着替える場所やロッカーはあるの?
明治村公式HPには更衣室はございません。正門のコインロッカー横の簡易的な更衣スペースをご利用下さい。と記載がありましたが、実際に行ってきた他のブログでは明治村1丁目のミュージアムショップと、「食道楽のコロツケー(正式名称として記載されています。)」と「小倉ドッグ」のお店の間に、コインロッカーと更衣室がありました。
写真から見ても更衣室は人ひとり入るのがやっとの棚がない簡易的なもので、カバンとかの荷物を置けないです。
着替えの際は仲間と協力して荷物を見てもらいながら着替える必要がありそうだなと感じでした。
参考にしたサイト様も載せて置きますね。
コメント