お疲れ様です。
皆さんは粘土で遊ぶの好きでしたか?私は小学校時代に紙粘土で雛人形を作る授業があり、当時好きだった男の子をモチーフにお内裏様、自分をお雛様に作った作品が皆に褒められて嬉しかったです。
中学へ上がる時には飽きてしまいましたが、陶芸教室に行ってコップや自宅で貯金箱など粘土に一時期ハマっていましたね。まあうつ病の療養中に魔法少女まどか☆マギカで出てくるソウルジェムをひたすら樹脂粘土で作ったり、豆粒サイズのバラをひたすら量産したので、完璧に飽きることはなさそうです。
さて、2020/9/6の所さんお届けモノです!で北星鉛筆の木で作られた粘土「もくねんさん」が紹介されます。木粘土の存在自体は知っていましたが一度も触ったことがなかったので非常に気になりました。
今回はもくねんさんについて色々と調査しまとめてみました。
もくねんさんと他の木粘土との違いは?
木粘土自体は北星鉛筆さん以外でも発売しており、100円ショップでも見かけることができます。(安い分、臭いが気になる感じがするみたいですが。)なら北星鉛筆が発売している木粘土は他の木粘土と何が違うのでしょうか?
もくねんさんの特徴を他の木粘土と比較しながら調べた時、私は”ある項目”が注目しました。
・手にベトつかず、周囲を汚しません。
・乾燥後、軽くて丈夫な木になり素焼きの様な風合いが楽しめます。
・乾燥後、切る・削る・穴あけ・ビス止め・接着など様々な加工が可能です。
・廃棄が簡単、燃えるゴミで処分できます。
・土に埋めても微生物の分解力で土に還ります。
土に還る?!他の木粘土にはなかった表記だったので、私の田舎でも販売している木粘土「ウッドフォルモ」で原料の比較をしてみました。
まず最初にウッドフォルモの原料表記には木粉他にパルプ、天然粘土、糊剤が使われていました。
パルプは紙やトイレットペーパーの原料でも使われており、微生物で分解することができません。現在は全く報道されなくなったのですが、富士山に使用済みのトイレットペーパーを持ち帰らずに山に捨てる輩が多く、富士山の美観の破壊と環境汚染が問題になっていました。
天然粘土は固まれば陶器と変わらないので土に埋めたところで分解は難しいです。分解しやすかったら縄文土器なんて土から発見できないです。
もくねんさんの原料は鉛筆を製造した際に出るおがくず(木の削りカス)とポリビニル・アルコール(PVA)のみです。
PVAは微生物の働きによって最終的に水と二酸化炭素にまで分解される「生分解性プラスチック」で、理科の実験などでスライムを作るときに使う洗濯のりもPVAが使われています。
本来廃棄されるしかなかったおがくずを子供だけでなく、自然にも優しい商品として開発したのは素晴らしいことですし、さすがいくつも大きな賞を取った実績がりますね。
PVAについての引用元:https://tenbou.nies.go.jp/science/description/detail.php?id=54
取り扱い店舗や通販はどこにある?
もくねんさんの取り扱い店舗は東急ハンズ、ヨドバシカメラがあり、それぞれの公式HPから店舗在庫を調べることが可能です。
他のサイト様で確認すると画材屋や手芸屋にあるそうですが、私のように電話での在庫確認を聞くのが苦手な方には、東急ハンズやヨドバシカメラがおすすめだと思うます。
でも、筆者の地元には東急ハンズもヨドバシカメラもないんですよね。
取り扱い通販は北星鉛筆公式オンラインストア、Amazonにも北星鉛筆公式から発売しています。
北星鉛筆公式オンラインストア↓
楽天市場など他の通販サイトも取り扱っており、ネットショップから取り寄せ注文するには全く困らない状態ですが、Amazonから注文する際は必ず出品者が「北星鉛筆株式会社」になっているか確認しましょう。TV放映後に類似品を販売する悪徳業者が増えやすいので。
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