危険!珪藻土にアスベストが入っているか見分ける方法は?中国製以外のものを買えば安全?

健康

お疲れ様です。

カインズの珪藻土バスマットのリコールをニュースで知った時、ニトリの珪藻土バスマットは大丈夫かな、と不安を感じていたのですが、バスマットだけでなく一部コースターもリコールの対象になってビックリしましたね。

 

2020年12月22日時点では、ふるさと納税品として提供されていた「CARACO(カラコ)の珪藻土バスマットとコースターもアスベストによるリコールの対象になっていましたが、珪藻土の製品を販売しているメーカーや店舗は多いのです、今後も増えていく可能性がありますね。

 

今回はメーカーからのリコールが発表される前に、おうちで今使っている珪藻土アイテムにアスベストが含まれているか調べる方法や粗悪品を買わないための対策など調査しまとめてみました。

 

追記

珪藻土製品は普段使っているだけなら健康上に問題なく、アスベストで身体に悪影響を与える方法は、紙やすり等で削った時に発生した粉末(削りカス)を吸った場合だということが判明しました。

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1.自宅で素人でも珪藻土バスマットなどにアスベストが入っているか調べる・見つける方法は?

アスベスト(石綿)の大きさは直径0.02-0.35 μmと髪の毛の5,000分の1程度と言われており、これは肉眼で見るのは不可能な細い繊維です。

なら、理科の実験とかで使う顕微鏡で見れば良くない?と思う方も多いですが、顕微鏡で見るために対象の珪藻土バスマットやコースターを粉状にして見やすくしないといけないため、もし削った珪藻土製品にアスベストが入っていた場合は非常に危険です。

 

さらに珪藻土とアスベストを素人の目で見分けるのは非常に困難です。珪藻土だけではカチカチに固まらないので、珪藻土をしっかり固めるための凝固剤が入っていますが、珪藻土を固める技術はネットで簡単に調べれるほど簡単ではないので、それが「アスベスト」かどうかは判断するのは非常に難しいです。

 

もし素人でも簡単に判断できる技術があるなら、もっと多くのメーカーからリコールなり訴えなり出てくると思いますし。

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2.何故アスベストが入っていることが判明したのか?

カインズ、ニトリ、カラコの珪藻土から基準値以上のアスベスト(そもそも利用が禁止されている。)が入っていることが判明した経緯は不明のままです。

 

共通しているのは中国で生産した製品であることなので、監視の目が届きにくい海外で、さらに2020年は新型コロナウイルスの影響で一時渡航が制限・禁止の時期があったために、こっそり工場側がアスベストを入れて生産していたのではないか?と予想します。

 

ただ、これは筆者の予想であり事実ではないのでまるっきし信じないようにお願いします。中国で真面目に製品づくりをしている方もいますから。

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3.中国製を避けて日本製を選べば100%安全なの?

日本で生産されている珪藻土製品は2006年(平成18年)の厚生労働省の通達以降、アスベストの使用を全面禁止となっていいるため、アスベスト入った製品は日本製で無い可能性が高いです。

 

さらに日本には「日本珪藻土日用雑貨製造協会」という「日本産」の「安全」な珪藻土を原材料とし、「日本」で製造された珪藻土商品を検査する団体と厳しい検査基準があるからです。

 

検査の時にアスベスト無しのものを出しているのでは?と疑う方もいると思いますが、日本ではアスベストを使うこと自体が禁止されているので、国内で秘密裏に使うメリットがないです。

 

日本珪藻土日用雑貨製造協会に認定された商品には下記の認定マークがついているので、不安な方は認定マークがついた日本製を選ぶといいでしょう。

 

今回の珪藻土のリコールニュースの影響で日本産の珪藻土メーカー「Soil(ソイル)」は2度もアスベストを一切使っていないと報告しています。

私はドン・キホーテの珪藻土バスマットを使っており、まだリコールかどうか判明していないものの中国で作っているし、さらに12月の頭に後追いが激しい我が子のすぐそばで、1年ぶりに紙やすりで削りまくっていたので不安があるので・・・。

 

ただ、リコールが出たとしても買ったのが大分前なので箱もレシートも無いですし、ブログは本人の証明にもならないからどうしようかな。

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4.今回のまとめ

いかがだったでしょうか?

今回の珪藻土についてのまとめとして

素人の目で珪藻土にアスベストが入っているかどうか判断するのは不可能。

 

珪藻土の商品にアスベストが入った経緯はいまだに不明。

 

日本産の珪藻土製品は厳しい検査基準があり、さらにアスベストの使用自体、禁止されているので混入している可能性は非常に低い。

 

ニトリもカインズもカラコも製品開発時にはアスベストを一切使用していない珪藻土の製品を作っていたはずですが、今回の騒動で中国や他の海外製品にも影響が広がっているのは事実で、価格は高くても安全性が高い日本製の珪藻土の注目は熱くなるのは確実です。

 

今後もリコール商品が現れる可能性がありそうですが、私達ができることは「珪藻土を販売しているメーカーや店舗に不必要な連絡しないこと。」「中国製の珪藻土を売っていることに批判しないこと。」です。

 

物を売っている接客業をしている身だからこそ分かるのですが、作っている製品に何が使われているのか詳しく分かる訳でもないので、くれぐれも八つ当たりの如く言うのは辞めて欲しいですね。

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