お疲れ様です。
バレンタインのお菓子は失敗しないように作っていましたが、失敗作を作ってもいいのよ~♪とお皿とフォークだけでなく、お茶まで淹れて準備してた妹がすごいな・・・と思った、君色です。
そんな私もバレンタインチョコを同一の相手に10年以上送り続けていましたが、その中でキャラチョコを自作して送った経験があります。学業とバイトの合間に計画して色々試行錯誤しましたがとても楽しかったです。
そこで今回は、バレンタインまでもう数日しかないけど・・・
アイディアが思い浮かばない!!
キャラチョコ作ってみたいけど時間がない!
作ってみたいけど絵心が無いので自信がない!本命の人に喜んでもらえるのか?
そんな方向けに実際に私がやってみたキャラチョコのやり方や本命の人に喜んでもらえるポイントなどまとめてみました!!
1.男性はクオリティより好きなモノを重視!
「やっぱり魔理沙の痛チョコがあったチョコレートケーキが嬉しかった!!後は阪急電車のチョコケーキ!!」
結婚するまで実に10年以上、夫にバレンタインプレゼントを贈り続けていた筆者ですが、夫に今までで一番嬉しかったバレンタインプレゼントを聞いてみた答えが上記の言葉でした。
痛チョコとは、キャラクターの絵をチョコに転写した今でいう「キャラチョコ」のことですが、私の学生時代では「痛チョコ(痛いチョコ)」と呼ばれていました。
当時はヲタクの偏見がまだ強い時代だったので、ヲタクに感心しない同級生にはドン引きされましたが、オタクのバイト仲間にはかなり絶賛されたのが嬉しかったです。
自作したのはキャラチョコのみで、ケーキは当時バイトと大学の時間で物理的に作れなかったので、お気に入りのケーキ屋さんでキューブ型のチョコレートケーキを購入しました。
夫には当時でも自作したのはキャラチョコのみと説明していましたが、美味しいのも嬉しいけど自分の好きなキャラクターをチョコとして作ってくれたのが物凄く嬉しかったと語ってくれました。
ちなみに私は絵心が全くないので、転写でもあまり細かい描写をしなくても済むように、画像のようなデフォルメタイプでキャラチョコを作りました。
私が当時お世話になったキャラチョコ(痛チョコの作り方)の作り方のサイト様を紹介しようとしたのですが、残念ながら閉鎖されていたのか見つからなかったので、次の項で他のサイト様で参考にできるものを紹介します!!
ちなみに阪急電車のケーキはガトーショコラ生地を電車のように長方形に切ったものにテンパリングしたガナッシュをかけて冷却した後、予めチョコペンで描いて作っておいた窓・パンタ・ライトを貼り付けて、最後に番号を描きました。
見た目は完璧に幼稚園児が作るようなクオリティーでしたが・・・
2.バットと爪楊枝があれば失敗いらず!
チョコの描き方は下記のレシピが私が実践したものに一番近いものだったので載せておきます!
しかしこちらのレシピで使用しているシリコンシートを使うより、クッキングシートで代用した方がはるかに安価(100円ショップのものでもOK)に済みますし、使い終わったら捨てるだけなので片付けの負担も軽くなります。
クッキングシートが浮く防止として、クッキングシートをバットの大きさに合わせて予めカットしておくと良いです。
さらに!!時短テクニックとして、冷凍庫で30分程冷やしておいた金属製のバット(100円ショップでもOK!!)を裏返して、その上にキャラチョコで書きたい絵➡クッキングシートを載せて行うと、チョコが垂れにくいだけでなく失敗しても爪楊枝で簡単に剥がすことができます!
キャラチョコのコツは最初のアウトライン(黒色チョコを使用する部分)さえ描ききれば、後の作業はかなり楽になっていきます。
他の色を入れる前にバットごとチョコを冷凍庫に入れて5分程(チョコの大きさによっては10分程)冷凍し、表面が固まっていたら色を入れていきます。
この繰り返しでキャラクターの色が全て入ったら最後にホワイトチョコレートをかけて、冷蔵庫で固まるまで冷やすだけです!
テンパリングなどのツヤだしのやり方に自信がない方は、チョコレート作りの簡単キットのものを活用するのが失敗が少なくおすすめです。ホワイトチョコレートは湯銭で溶かす時に水分が入らないように気を付ければミルクチョコレートと違って余程見た目は大丈夫ですよ。
チョコの色付けは食紅を使う方法もありますが、それだと材料費が高くなるだけでなく後の使い道も大変ですし、何より美味しいチョコとして仕上がるのに余程のお菓子作りの経験がないと難しいので、最初から色付きのチョコペンでやった方が失敗はありません!!
実際に私は100円ショップの色付きのチョコペンだけでケーキに差すためのキャラチョコプレートを作りました。
キャラクターによっては肌色にこだわりたい方はこちらの方のレシピで行うと、失敗づらくなく美味しく作れると思います。
(私はそこまでこだわる頭がなかったので、肌もホワイトチョコペンで済ましました。)
ただし、「きなこ(大豆が原料)」を使用するのでプレゼントする方が大豆アレルギーでないかよく確認をしましょう!
キャラクターで黒色の服や髪の場合は、一からブラックチョコレートを溶かしてで着色するより、ペンチョコの茶色のミルクチョコレートでやった方が味の失敗はありませんよ。
3.ラッピングって何がおすすめ?
キャラチョコの場合、袋に入れると体温でせっかくのチョコが溶けて台無し・渡す前や渡した後に何らかの衝撃で割れてしまってはせっかくの苦労も水の泡なので、できれば箱型のものが望ましいです。
生チョコレート用のラッピングセットがおすすめです。
ラッピングセットは100円ショップやショッピングモールの特設売り場だけでなく、カルディや24時間営業のトライアルでも取り扱っています。
夫の経験曰く、
・ラッピングはシンプルに開けれる構造の方がうれしい。
・チョコの周囲のモジャモジャ(おそらく緩衝材代わりのラッピング)が邪魔くさい。
私もチョコだけでなくラッピングにもかなり悩んでやっていたのですがもらう男性から見れば
チョコを貰えること自体が嬉しい!!
ラッピングも見るけれど、中身の方が一番気になるせいか記憶に残っていない(そういう私もラッピングは構造だけで色や柄は全く記憶に残っていない・・・)
なので、ラッピングの外装に神経削って考えなくても、チョコレートが箱にきちんと入っていれば問題ないです!!
4.実際キャラチョコ作るのにかかった時間はどのくらい?
キャラチョコに使う画像選びは通学中のバスの中で選出
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自宅でワードを使って画像の大きさを補正・印刷して下絵を作成。
(この間にバットを冷凍庫に放り込んでおく。)
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アウトラインに使うチョコペンを熱湯の入ったマグカップに入れて溶かしておき、パレット用に小さく切ったクッキングシートをいくつか作っておく。
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バット、下絵、クッキングシートの順に載せて転写準備完了。チョコペンの先端ギリギリのところをカットして、押し出した時にチョコが爪楊枝並みの細さだったら、チョコペンでアウトラインを描いていく。
太かった場合は先ほどパレット用に小さく切ったクッキングシートに少しずつ絞り出しながら、爪楊枝でアウトラインを描いていく。
少しゆがんだ部分があったら爪楊枝で剥がしてやり直していく。
チョコを載せても固まりにくくなったなと感じた時は、線が壊れるのが怖かったので、5分程バットごと冷凍庫に入れて冷やしていました。
アウトラインを描く作業で1時間程。
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アウトラインとは違う色を1つ載せてから再び5分程、冷凍庫。
次もアウトラインとは違う色を載せていきました。そうすることで配色の間違いリスクを低くすることができるからです。
色の配置で休憩やチョコペンを湯銭するためのお湯沸かしも含めてトータルで30分程。
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仕上げに強化するためのホワイトチョコレート・・・を買い忘れたが、当時は自宅周辺に24時間営業のお店がなかったため、余ったチョコペンを使って背景をシマシマにするアイディアで乗り切る。
(チョコケーキのプレートとして作っていたため結果的に問題なかったが、チョコペンだけのチョコは非常にモロイので、強化用のホワイトチョコレートは必須!!)
この作業で30分程。
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作り終わったのが夜中の0時。冷蔵庫に入れて翌朝の8時にはキチン固まっていたが、これはあくまでチョコペン100%で作った場合なので、通常のホワイトチョコレートで強化させている場合はよく確認しよう。
(余程レンガ並みの厚さでなければ1晩冷やしてあれば充分に固まっている。)
今回のまとめ
いかがだったでしょうか?
今回のキャラチョコに関するまとめとして
男性はデザインのや絵のクオリティーより「自分の好きなキャラクターをチョコとして作ってくれた。」ということに喜んでもらいやすい。
一からチョコを溶かして着色するより色付きのチョコペンを利用した方がお財布的にも作業的にも楽で、後片付けもすごく楽である。
道具はつまようじ、クッキングシート、金属製バット、冷凍庫付きの冷蔵庫、チョコを溶かす道具さえあればイラストを描くだけなら半日で可能。
絵を描くのが苦手だしキャラチョコを作る自信がないのは私もありましたが、実際に作ってみて本命の相手に非常に喜ばれた時はものすごく心臓がはじけそうになるほど嬉しかったです。
これから作ろうかと考えている人に少しでもこの記事が参考になれれば幸いです。
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