お疲れ様です。
ガラスの靴と聞いて、防弾ガラス並みに強くないとヒールタイプは割れやすいよな···と、しょっちゅうヒールで排水口の網などによくハマってる母を見ながら思っていた、君色です。
実写版シンデレラで登場した、あのブルーのドレスは20人の職人さん達が制作に約1万時間以上もかけていたのはご存知だったでしょうか?(筆者は使われているスワロフスキーの数ぐらいしか知っていませんでした。)
今回は実写版シンデレラのあの魅力的なブルーのドレスについて調査し、まとめてみました。
1.多くの違う色で作られたブルー
衣装デザイナーである、サンディ・パウエルさんが、まさにブルーという色にしたくない、水彩画のようなドレスを、と多くの違う色を実験して作り上げた「コーンフラワー・ブルー」です。
ヤグルマギク(英名:コーンフラワー)の青い花のような色。最高級のサファイアの濃い青色を表す色。
Wikipediaより引用
シンデレラのブルーのドレスを作り上げるのにグリーン、ラベンダー、ライラック、ブルー、ホワイトと色が違う使われた布地が幾重にも重ねられており、すべてのレイヤーに動きが回って、あの水彩画のようなブルーが実現してます。
2.重さはなんと重量○キロ?!
スカートのあの膨らみを維持するスカートケージはスチールで作られており、この骨組みに合わせて職人さんがペチコートを縫い合わせています。
そこへ先程の幾重の布地が重ねて作り上げたブルーのドレスと約1万個のスワロスキーのクリスタルが縫い付けられるので、重量は約5キロになったそうです。
通常のウェディングドレスが3キロから4キロ程ですが、その5キロにも満たない重量でも、素人は階段を降りるだけでも結構慎重に行かないと落ちそうになります。(筆者の実体験)
シンデレラのドレスはその重量を歩くだけでなく、ダンスや逃走をしますから、役者さんのプロの凄さを感じます。
3.同じドレスが8着!!
演技をしている内にドレスが台無しになっていくのですが、洗濯機にドレスを放り込むことはできないため、きれいなままのドレスのストックが必要になります。
実際に裾はダメになったわ。汚くなるのよ。とサンディさんのコメントが残されていました。
走っているときやダンスしている時のドレスは、足が裾ですくわれないように、シンデレラと王子がつまづかないように数インチだけ裾を短く作り、さらにスタント用も作られていたそうです。
4.胸元の蝶は日本人デザイナー
シンデレラのドレスの胸元にあしらわれた蝶は、広島のアーティスト・宮本遥香さんが手がけたものです。
その蝶も8着あるドレスに合わせて、デザインがキチンと8着とも同一になるように10羽ずつ作られたとのこと。
5.何故ドレスの色がブルーなのか?
欧米の結婚式の風習にサムシング·フォーというものがあります。
なにかひとつ古いもの (Something Old)
なにかひとつ新しいもの (Something New)
なにかひとつ借りたもの (Something Borrowed)
なにかひとつ青いもの (Something Blue)
この4つのサムシングを花嫁が身につけると、生涯幸福な結婚生活が送れると言い伝えがあり、マザーグースの歌にもあります。
青は幸せを呼ぶ色、忠実・信頼を象徴する色と言われており、聖母マリアのシンボルカラーとして知られています。
6.シンデレラのドレスは今どこ?
調査してみましたが有力な情報がありませんでした····放映当時は全国で展示会があったみたいです。
参考資料
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