お疲れ様です。
今回はお、ねだん以上のニトリと同じグループであり、返済無しの給付け型奨学金のみを扱う「似鳥国際奨学財団」が、2020年上半期の募集開始の情報が大分前に発表されていたので慌てて調査し、まとめてみました。
2020年からの最新版はこちらから!!
1.応募(申し込み)方法は?
2019年の上記のエントリー期間は2019年5月7日から2019年10月31日までですが、応募状況により、締め切りが前後する可能性がありますので早めのエントリーをお勧めします!
応募は似鳥国際奨学財団公式サイトの応募フォームからでき、PC&スマホとも応募フォームから入れます。
提出すべき必要な書類及び小論文の原稿は下記のサイトからPDF形式で印刷が可能ですが、提出はWEB テストの合格者のみなのでエントリー応募時に書類を用意する必要はないです。
中学生、高校生、外国の方は各募集ページにそれぞれ書類のダウンロードができるように設けられています。
2020年度(上期) 奨学生募集スケジュール
2019年
11月上旬エントリー選考
2019年
11月中旬WEBテスト
2019年
12月上旬書類選考
2019年
12月中旬面接
2020年
2月中旬最終結果発表
2020年
3月末~4月上旬(開催予定)入団式参加にて奨学生認定
2020年
4月~支給開始
2.試験内容は?過去問はあるの?
調査してみましたが、似鳥奨学金サイトでは公開されておらず、さらに体験者の情報も守秘義務が徹底されているのか、有力な情報がありませんでした。
3.合格したら何が必要になるの?
返済義務のない給付型の奨学金のため、奨学金返済が無い代わりに奨学金受給中は毎月レポートを提出する義務があります。
また財団の行事に参加することも義務です。
レポート自体は毎月 25 日前後が締め切りで、書く内容は研究内容の紹介など A4 用紙1ページ~2ページ程度だとのこと。(奨学生募集要項に記載されていました。)
似鳥国際奨学財団のHPで紹介されている参加すべき活動
卒・入団式
奨学財団への入団式・卒団式のこと。就職という意味ではないです。
3月をもって財団を卒団する仲間を送り出し、4月から新しく財団の仲間に加わる新入団生を迎え入れ、新年度のスタートとなる⼤事なイベントです。
2017年度卒・入団式 4月2日(日) 当財団役員22名、新規奨学生89名、卒団奨学生42名および、財団OBOG20名が出席し、ホテル雅叙園東京にて、卒・入団式を行ったとHPで報告されています。
アメリカセミナー
実際のニトリ社員さん達と混じっての研修になるので将来、ニトリへ就職を考えている方や国際的な職業に就きたい方には情報収集としても非常に活用しやすいチャンスだと考えます。
秋交流会
開催時期は8~10月の間。
観光と見学、懇親会が主な行事な内容です。
詳細はこちらで真面目な内容から楽しそうな内容まで紹介されていますので、ご参考にどうぞ!!写真も多数紹介されています。
(文章に直すとえらい長さに・・・)
4.応募資格は?規定は?
どの奨学生に共通している応募資格は「学業、人物ともに優秀で健康であり、国際理解と国際間の友好親善に寄与できる者。」を対象としていますが、各奨学生によっては条件は異なります。
日本人大学生の場合
昨年の(2018年1月~12月)世帯総収入が、800万円以下の方を対象で尚且つ、2020年4月1日時点で日本国内の大学1・2・3・4年として在籍予定の日本国籍を持つ大学生(全日制)。
国籍は「永住権」・「定住権」を有する者も該当します。
過去に似鳥奨学財団に応募したことがある方も再応募が可能。
また6年制大学の、5年・6年に正規生として在籍する者も応募可能だが、「留年」・「修士」・「博士」・「短期大学生」・「通信制大学」・「二部大学」は応募対象外です。
そして日本人大学生(上半期)は他の給付け型奨学金との二重受給は禁止されており、発覚した場合は受給前の場合は資格が失効します。
支給中に発覚した場合はルール違反ということで奨学生資格の取り消しと奨学金の全額の返還が求められるので、似鳥奨学財団と他の奨学金の両方とも合格した場合は、支給額と今後のことをよく考えてからどちらかの奨学金の辞退の連絡をしましょう。
ただし、大学の「授業料免除(減額)プログラム」(いわゆる特待生制度)、「一時奨励金(助成金や補助金)」もしくは貸与型奨学金(返済必須の奨学金)は認められるので、給付型の奨学金の2重支給にならないように気を付ければ大丈夫です。
高校生場合
①昨年の(2018年1月~12月)世帯総収入が、800万円以下の方を対象で尚且つ、2020年4月1日時点で、全日制高校1年、2年、3年に在籍予定の方。
高等専門学校生は2020年4月1日現在、全日制高校1年、2年、3年に在籍予定の方。
通信制、定時制、ネット高校は対象外です。
② 応募時点、前年度における成績評定平均が3.8以上。
大学生と異なり、高校生は似鳥以外の奨学金との二重受給が可能です。
2019年度の下半期では高校生枠の他に世帯年収額は関係なく「母子家庭」という家庭状況なら応募できる母子家庭枠がありました。
中学生の場合
①昨年の(2018年1月~12月)世帯総収入が800万円以下で、家庭状況がひとり親家庭(父子家庭・母子家庭など)。
②「日本国籍」・「永住権」・「定住権」を有する者。
③2020年4月1日時点で、中学校1年、2年、3年に在籍予定の方。
他奨学金との二重受給が可能。
外国人私費留学生
「国籍」と「ビザ」
①日本以外の国籍を有する者。
②2020年4月以降の在留資格は『留学』で、日本国内で住所を有する者(居住予定を含む)。
※「永住権」を有する方は、日本人大学生奨学金に応募しましょう。
5.下期募集はあるのか?
201/7/12時点でまだ2020年度の上期が絶賛募集中であり、2019/7/10で2019年下期の追加募集が締め切りました。
2019年では上期の募集が締め切った後に下期の募集開始のお知らせがあったので、2020年も下期募集がある可能性はあると考えますが、まだ上期のエントリー応募(2019年10月31日までに)がまだ可能な状況なら、早めに応募することを強く推奨します。
過去の似鳥奨学金に関する記事
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