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2021年9月1日放送の今夜くらべてみましたで、スタジオジブリが大好きなマニアの1人である、Kis-My-Ft2(キスマイ)の横尾渉さんがスタジオジブリ全面協力の元もと、アーヤ役の声優を務めた平澤宏々路さんとともに“ジブリご飯(通称ジブリめし)”の再現に挑戦します。
テレビ番組でスタジオジブリ公式からジブリの作品に登場するご飯の再現に協力するという自体が史上初めてのことですが、さらに特別出演する「劇場版 アーヤと魔女」の宮崎吾朗監督自らジブリご飯のレシピを大公開しますが一体どんなジブリご飯が紹介されるのか気になりますね。
今回は今夜くらべてみましたでスタジオジブリ全面協力のもと再現したジブリ作品のごはん「ジブリご飯」が何が紹介されたのか調べてまとめました。
1.スタジオジブリ全面協力の再現・宮崎吾朗監督が公開したジブリご飯のレシピとは?【今夜くらべてみました】
次回予告では「アーヤと魔女のシェパーズパイ」「天空の城ラピュタの目玉焼きパン」「崖の上のポニョのリサの特製ラーメン」に加えて、作品名と料理の姿を隠された状態で鍋料理が紹介されていましたが、再現されたジブリご飯はゲド戦記の赤いスープの1品のみでした。
ちなみにアーヤと魔女の作品で登場する「シェパーズパイ」はジブリ初のレシピ料理本「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 アーヤと魔女」で知ることができます。
「ジャニーズを辞めてジブリに入らない?」とスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫からジブリ作品へのあまりの詳しさに言われたほどのジブリ好きすぎる横尾さんがジブリご飯をどう楽しみ・時に苦労しながら再現して作っていくのか見どころですね。
2.今夜くらべてみましたで紹介された、スタジオジブリ全面協力のもと再現したジブリご飯『ゲド戦記の赤いスープ』の公式レシピとは?
キスマイの横尾さんがスタッフさんとの打ち合わせでゲド戦記の赤いスープをあれは何ぞや?と気になったことを伝えると再現してみませんか?と意気投合して実現しました。
ゲド戦記を監督した宮崎吾朗さんヒントとして
北ヨーロッパ、根野菜→カブ・ロシアならビーツ、ボルシチに近い
赤くするならトマト系、ビーツ
洋風にするならハーブ→ローズマリー、タイム
しょっぱい→塩コショウ
隠し味に「味噌」
と、ゲド戦記に登場する赤いスープの料理のイメージを紹介しました。ちなみに宮崎吾朗監督も実際に食べたことがないという本当にイメージだけのジブリご飯です。
このヒントを元に横尾さんが考えた再現レシピが下記のとおりです。
材料(4人分)
- ベーコン 100g(ブロックタイプのものを使用)
- にんにく 1片
- 生姜 1片
- 玉ねぎ 1個
- じゃがいも 2個
- トマト 2個
- ビーツ 30g
(赤みが足らなかった時の追加されたので多少多くてもOK)
- 生で丸のままのマッシュルーム 6個
- ミックスビーンズ 50g
- 水 1200ml
- 白ワイン 50cc
- 顆粒コンソメ 大さじ1
- 味噌
(分量・種類は明記していなかったが、映像的に合わせ味噌を大さじ1程度入れていました。)
- 粉チーズ 大さじ2
- ローズマリー 1本
- タイム 1本
- 塩コショウ 適量
- 油 具材を炒め混ぜる時に全体にしっかりまわる量
作り方①具材の下ごしらえ
①にんにくは薄く輪切りにする。
②ビーツは5mmほどの短冊切りにする。
※缶詰のビーツでも大丈夫ですが生のビーツの方がより赤さが増すので地元の直売所などで手に入るなら生のビーツを筆者はおすすめします。筆者の地元の直売所では夏場のみしか出回りませんが、100円程度で安価に購入できる鉄分補給食材としてよく買って冷凍保存したりしてます。
③トマトを4つにくし形切りにする。
※横尾さんはジブリ世界に合わせてトマトだけまな板を使わずに手の上で包丁を使って切っていましたが、怪我する危険性もあるので無理しないようにしましょう。
④ベーコンを1cm幅、玉ねぎは縦に1cm幅に切る。
⑤じゃがいもは皮をむいた後に半分に切ってから1cm幅に切る。
⑥しょうがは皮をむいた後に薄い半月切りにする。
作り方②具材を炒める。
具材にしっかり油をからめるように5分炒める。
作り方③炒めた具材を煮る。
①水、白ワイン、顆粒コンソメを加えて混ぜた後に味噌を溶かしながら加える。
②ミックスビーンズ、マッシュルーム、ビーツを入れて10分煮込む。
③煮込んだ後に盛り付けの前に②へ粉チーズ、ちぎりながらローズマリーとタイムを散らし加えれば完成です。
3.今回のまとめ
いかがだったでしょうか?
今夜くらべてみましたでスタジオジブリと宮崎吾朗監督の全面協力とキスマイの横尾渉さんのプロの料理人レベルの技術とアイディアで再現されたジブリご飯の正体は「ゲド戦記の赤いスープ」でした。
ジブリ作品を色々幼い頃から見ていた筆者ですが、ゲド戦記は原作と全くストーリーもキャラクターもまるっきし違うという口コミを見ていたのと、ジブリより他のアニメ作品に興味がかなり傾いていたので全くピンとこなかったのですが。
しかし、再現レシピに挑戦する横尾渉さんが本当に気になっているジブリご飯を企画に採用してくれたスタッフさんの判断は全く間違っていないかったと思いますし、何より横尾渉さん自身が宮田監督のヒントをもとに考えて自分の手で大好きなジブリ作品のご飯を再現していく様子はとても嬉しそうで楽しそうでした。
北ヨーロッパをイメージしているのに隠し味が味噌というヒントはかなり矛盾しているようで面白い発想だと思いましたが、横尾さん自身がゲド戦記の赤いスープには絶対に必要と言い切るほど味に納得していたので、今度ビーツスープを作るときは普段のものではなく、ジブリ再現レシピで赤いスープを作ってみようと思います。
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