デフリンピックとオリンピック、パラリンピックの違いは?参加資格は?競技の数は?次回の開催はいつ?など調査まとめ!

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お疲れ様です。

東京オリンピックの聖火ランナーに応募しようかなと思ったら、チーム組めるほど友達がいなかった君色です。

今回はオリンピックとパラリンピックを調査してた際に、デフリンピックの存在を見つけたので、何が違うのか?どうしてオリンピックほどメジャーではないのかなど調査しまとめました。

 

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1.デフリンピックとは?

4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であり、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD、CISS)が主催する障害者スポーツにおける最初の国際競技大会。

オリンピック同様に夏季大会と冬季大会があり、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアから始まりました。

パラリンピックと何が違うの?

パラリンピックでは聴覚障がい、知的障がい、精神障がいの選手には参加資格がありません

聴覚障がいの出場資格がない理由の1つとして、国際共通の手話を覚えるのが選手だけでなく審判など多くの関係者が必要となるだけでなく、覚えるのが困難であることがあります。

デフリンピックの「デフ」とは?

「ろう者(Deaf)+オリンピック(Olympics)」の造語で「ろう者のオリンピック」という意味を持ちます。

ちなみに国際オリンピック委員会は「オリンピック」という名称の使用を認めており、デフリンピック(Deaflympics)のほかに、パラリンピック(Paralympics)と、スペシャルオリンピックス(Special Olympics)も同じです。

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次回はいつ開催されるの?

2019年12月12日~12月21日の11日間、
イタリアとスイスの県境にあるヴァルテッリーナ地方で開催されます。

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2.過去に中止になったことも

戦争を理由に中止になった過去があるオリンピックのように、デフリンピックも一度中止になった過去があります。
2011年にスロバキアのハイタトラスで開催される予定だった第17回冬季大会は、開幕直前にスロバキア・デフリンビック組織委員会の運営資金不足や、準備不足などを理由に突然中止される事態になりました。
 
しかし真相はとても残酷なもので、スロバキア組織委員会及び同委員会委員長ヤロミール・ルーダが、組織委員会の公金を横領していたのです。
ルーダは後に逮捕され、2011年6月1日、懲役13年の刑を言い渡され、2024年まで服役中です。
デフリンピックのためにトレーニングを積んできた選手やそれを支援する人達のことをなんとも思わなかったのでしょうか?
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3.競技はいくつあるの?

夏季公式競技

陸上
バスケットボール
バレーボール
サッカー
柔道
ビーチバレーボール
バドミントン
卓球
水泳
水球
テニス
空手
自転車
ボウリング
テコンドー
射撃
レスリングフリースタイル
レスリンググレコローマン
マウンテンバイク
オリエンテーリング

以上の全20種類。

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冬季公式競技

アルペンスキー
スノーボード
クロスカントリー
アイスホッケー
カーリング

以上の全5種です。

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4.何故オリンピックほどメジャーではないのか?

今ではパラリンピックも特集番組が組まれる程のなりましたが、筆者がパラリンピックの存在を知れたのは母が買ってきたレーナ・マリアさんのマンガ伝記で、パラリンピックを知っている同級生や先生は1人もいませんでした。

さらに2011年にデフリンピックと名称変更していますが、前の名称さえ知る機会はテレビはおろか学校でさえありませんでした。

2019年現在でもデフリンピックの公式サイトは英文のみで、日本語版の国際ろう者スポーツ委員会には詳細が余り載っていません。
まだまだ認知度が低くかったパラリンピック時代同様、デフリンピックも啓発活躍はあっても認知が上手く広かっていないのではと考えられます。

いかがだったのでしょうか?
デフリンピックはオリンピックやパラリンピックと比べて情報が少なく、啓発運動もまだまだ見掛けるようになったばかりですが、こちらも立派な国際的な競技大会です。
今後も新しい情報が入り次第、更新していく予定です。

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