DASH村で紹介されたカプセルで育てるトマトとはなのか?!

季節

お疲れ様です。

高校時代に授業の一環でミニトマトを栽培していましたが、未だに生のトマトが苦手な君色です。

他の学科が水耕栽培で頑張っていましたが、いつも試食は辛かったです(TT)しかしスーパーのより美味しかったおかげか、軽く加熱しただけで食べれるようにはなりました。

 

さて今回はザ!鉄腕!DASH!で紹介された「土で使わずカプセルで栽培されるトマト」について調べてまとめました。

 

1.正式名称は「樽トマト」


地面の畑で栽培する「路地栽培」

ビニールハウスに栄養がたっぷり入った水槽のようなもので栽培する「水耕栽培」

DASH村で紹介されたカプセルで栽培しているトマトは「樽トマト」と呼ばれ、東京都日野市では、特産品として「ひの樽トマト」として栽培されています。登場されたのが2010年で、2008年に日野パイロットファームの遠藤さんがこの栽培方法に出会い、都市農業に適していると考えてゼロからセミナー等で勉強しながら始めました。

この器が「樽」と呼ばれているのですが、見た目が確かにカプセルみたいですね。

この樽の中に日野市では4本苗が植えられ、それと同じような樽がビニールハウスに並べられて、日差し(遮光)・水やり・温度・肥料まで、ほとんど自動管理で行う栽培方法です。

しかし、自動管理だけでは美味しいトマトができないため、農家さんの培ったノウハウと経験が加えられ、真っ赤なトマトを実現することができました。

 

2.トマトの栽培は本当に難しい!!


トマトは天気に左右されやすい野菜で、まず路地栽培で行うとトマトの収穫量が時期によって大きく異なります。

理由として(高校時代の実体験が多いです。)

・トマトは非常に水分を吸いやすく、さらに吸った水分を実に集中させるため、雨の天気が多いと、トマトの実が変形しやすいだけでなく収穫前に破裂する

(前日、大丈夫そうだったのに翌日には破裂は当たり前でした。)

・更に雨量が多い日が続くと根が腐る病気になり、それが他のトマトの苗に伝染しやすいため全滅しやすい。(青枯れ草病といいます。)

・逆に雨が少ない日は水分が少ない状態で実が育つので栄養や味は濃くなるが、大きさが小さかったり、収穫の数が少ない場合もある。

・日照りが続いた翌日に雨が降ると、水分不足に陥っていたトマトが勢い良く水分を吸い込むので、中には実が爆発・・・

爆発したミニトマトはすごいものでした・・・・

 

 

 

では、ビニールハウスで行う水耕栽培は楽なのかというそれも違います。

水耕栽培ではビニールハウス内で温度と湿度、そして水耕栽培している水槽の管理をしなくてはならないため、燃料代や電気代が多くかかります

また、水耕栽培で恐ろしいのは管理している水槽の衛生です。

水槽はとてつもなく長い、長い、長い水槽に、トマトが植えられています。

水槽にはトマトを栽培するための大事な栄養素と水がたっぷり含まれています。そこに雑菌やウイルスなどが入ってしまったら、増殖するのに打ってつけの環境のためトマトは一気に全滅してします。

 

その点、樽トマトのメリットは1つの樽に苗が4本植えられていますが、路地の畑や水耕栽培と違って、このように樽は並んでいますが苗は樽同士、独立しているので一部のトマトで病気が起きても、根っこ同士で伝染するリスクが低いだけでなく、病気のトマト苗を簡単に撤去できます。

3.ひの樽トマトは何処で買えるのか


日野市観光協会のホームページでは地元の直販所のみしか情報がなく、ネットでもお取り寄せができる情報が2018/5/2716時半時点で不明のため、日野市へ行って買う方法しかなさそうです。

ちなみに東京駅から電車で日野市に行くまで中央線の高尾行きで約56分で行けるそうです。

 

新情報が入り次第、追記します。


生のトマトは苦手な私がこの記事を書くのはおかしい気がしますが、私は生のトマトを食べるのが苦手であって、調理されたものや自分で調理するトマトはものすごく好きです!

トマトって本当に美味しいもの出会えると、元気というかエネルギーが身体に染み込んで行くのが心地良いです☆

今後、農業系の記事もDASH村だけでなく書いていきたいと考えています。

 

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